大和ハウスグループは、25の國と地域(※1)で事業(yè)を展開し、「第7次中期経営計畫（2022年4月～2027年3月）」の最終年度となる2026年度に、海外事業(yè)の売上高1兆円、営業(yè)利益1,000億円を目指しています。

　ASEANにおいては、日系企業(yè)の進出に合わせて工業(yè)団地の開発に參畫したことを皮切りに、事業(yè)を拡大。タイでは、2016年に物流施設(shè)や工場の開発等を展開する最大手のWHA Corporation PCL.と合弁會社を設(shè)立し、物流施設(shè)開発?運営?管理?賃貸を行っている他、2022年からは商業(yè)施設(shè)開発も展開しています。

　このたび開発に參畫する「KROMO, Curio Collection by Hilton」は、ヒルトンが展開するホテルブランド「キュリオ?コレクションbyヒルトン」として、2025年にタイ?バンコク中心部において開業(yè)を予定しています。SC アセット社の100%子會社SC Expedition Co., Ltd.（エス?シー?エクスペディション）が保有するホテル事業(yè)會社の発行済株式の49%を取得し、日本國內(nèi)で培ったホテル開発?運営事業(yè)のノウハウを活かし、當事業(yè)において円滑なホテル運営支援を行います。

　今後當社は、ASEANにおいて商業(yè)施設(shè)や事業(yè)施設(shè)の開発などにより事業(yè)を拡大していきます。

※1．2024年3月31日時點。

■參畫背景

　タイは、新型コロナウイルス感染癥拡大前の2019年には、海外からの観光収入が605億ドルにのぼるなど世界第4位(※2)の観光立國です。2020年以降は、新型コロナウイルス感染癥の影響で観光客が激減しましたが、2023年の観光収入は前年比96.4％増加(※3)。タイへの日本人渡航者數(shù)も2020年には前年比約81％減の約35萬人に落ち込みましたが、2023年には約81萬人と前年比約180％増加し、回復(fù)傾向となっています(※3)。

　そのような中、當社はタイにおいて初めてホテル開発事業(yè)「KROMO, Curio Collection by Hilton」へ參畫することとなりました。

※2. 外務(wù)省ホームページより。

※3. 國連世界観光機関（UNWTO）ホームページより。

１．當社初となるタイにおけるホテル開発事業(yè)

　當事業(yè)は、タイを拠點に住宅やマンション、オフィス開発などを行うタイの大手不動産開発會社SCアセット社と協(xié)業(yè)するホテル開発事業(yè)です。

　ヒルトンが展開するライフスタイルブランド「キュリオ?コレクションbyヒルトン」の一つとして、「KROMO, Curio Collection by Hilton」の名稱で2025年上半期にタイ?バンコク中心部に開業(yè)予定です。

　今後、當社とSCアセット社は、両社の知見や技術(shù)を活かし、ホテル事業(yè)のみならずタイでの不動産開発事業(yè)での検討を進めます。

２．アクセスに優(yōu)れた好立地

　當ホテルは、タイの首都バンコク中心部にあり、周辺には、外資系ホテルや高層オフィスビル、大型複合商業(yè)施設(shè)などが立ち並ぶ「スクンビット通り」沿いの好立地に位置しています。當エリアは、2023年12月に延床面積約25萬㎡を誇る、コンサートホールも併設(shè)した複合商業(yè)施設(shè)「エムスフィア」がオープンするなど、今後も発展が見込まれています。

　交通面では、バンコク內(nèi)各所へのアクセスに便利な高架鉄道BTS（Bangkok Mass Transit System）や地下鉄MRT（Metropolitan Rapid Transit）の最寄り駅も當ホテルから徒歩圏內(nèi)にあるため、ビジネスから観光まで幅広い利用が見込まれます。

【建設(shè)地周辺地図】

■「キュリオ?コレクションbyヒルトン」について

　その土地ならではの発見やユニークな體験を提供するヒルトンのアッパーアップスケールホテルブランドとして、2014年に誕生しました。現(xiàn)在、ロンドン、パリ、ニューヨーク、メルボルン、臺北など世界160カ所以上（2024年7月時點）で展開しており、タイにおいては、當事業(yè)が初めての開業(yè)となります。「KROMO」は、色の鮮やかさを示す語の「Chroma（クロマ）」から著想を得たもので、旅先での発見や驚きを、色彩の鮮やかさで表現(xiàn)します。

●「KROMO, Curio Collection by Hilton」建物概要

●「SCアセット社」概要