土地活用の一つの方法として、駐車場（コインパーキング）を経営されている不動産オーナー様は少なくないでしょう。
現在、駐車場の數は増加を続けており、一般社団法人日本パーキングビジネス協會「コイン式自動車駐車場市場に関する実態分析調査2015版」によると、2014年11月の「空き家対策特別措置法」の影響もあり、2015年度4月現在の「コイン式駐車場」の規模は、500m²未満で約 60,000箇所、500m²以上で約5,000箇所と増加傾向にあります。
しかし、首都圏においては、2020年に向けての解約の増加、駐車場増加による売り上げ単価の低下、また消費稅増稅による価格転嫁が難しく、利益への影響が不安視されるなど、今後、駐車場経営は決して楽観視できるものではありません。
また、駐車場のままでの相続発生時の稅負擔などを考えると、現狀の駐車場経営をなんとかしたいとお考えのオーナー様も多いのではないでしょうか。

新たな駐車場上空ソリューションサービスを開発

こうした背景により、大和ハウスグループの株式會社コスモスイニシアは、駐車場運営と駐車場上空を活用する賃貸経営を組み合わせた駐車場上空活用ソリューション『SOLA CUBE（ソラキューブ）』の提供を開始しました。

畫像は完成予想図のため、実際とは多少異なる場合があります。

『SOLA CUBE』は、「所有している土地を有効活用したい」、また「現在、不動産を駐車場として活用しているが、さらに有効な活用方法はないか」とお考えの不動産オーナー様に向けた駐車場上空活用ソリューションです。
『SOLA CUBE』は、駐車場上空の活用という新しいソリューションであり、さまざまなメリットがあります。
まず、駐車場の上空を活用しますので、駐車場賃料のみと比べて賃料収入が増加します。コスモスイニシアのグループ會社であるコスモスモアの設計?施工による鉄骨造は、費用を抑えたデザインから、スタイリッシュなデザインまで、その土地の価値を最大化するデザインが提案可能です。
また、鉄骨造による建設のため、初期投資費用としての建設費が鉄筋コンクリート造と比較すると安価であり、かつ短期間での建設が可能です。店舗?事務所?住宅等、さまざまな施設の建設が可能で、施設に応じた投資プランシミュレーションを組み立てることができます。解體も比較的容易で、短いスパンでの土地活用の変更も可能です。
さらに、駐車場のままにしておくことに比べ、貸家建付地の評価となることによる相続時における資産圧縮効果が期待できるため、相続稅対策として活用できる場合もあります。
※小規模宅地等の特例の適用など、ケースによって異なりますので、詳細は稅理士にご相談ください。

入居テナントの確保から運営までをサポート

土地オーナー様にとって、賃貸物件は「本當に入居者がいるのだろうか」とテナントや入居者についても気になるところです。この『SOLA CUBE（ソラキューブ）』は、コスモスイニシアが運営するレンタルオフィス『MID POINT』がテナントとして入居することで、賃料保証型の賃貸運営を行うため、テナント誘致の手間や空室の心配がなく、長期的な安定した賃貸経営も可能です。
※『MID POINT』はエリアなど條件によっては出店できない場合もあります。

さらに、コスモスイニシアがテナントとして入居する以外にも、大和ハウスグループのシナジーやコスモスイニシアの長年の経験、ネットワークを活かした入居テナントの募集活動、テナントの窓口や條件交渉等も対応します。
駐車場部分はコインパーキング事業を展開する、大和ハウスグループの大和ハウスパーキング株式會社の運営が可能です。大和ハウスパーキングが運営する場合は、賃料保証型の賃貸運営も可能です。このように、コスモスモアが設計?施工を擔當、完成後の店舗?事務所?住宅等の賃貸管理はコスモスイニシアが実施、パーキング事業は大和ハウスパーキングと連攜など、グループが連攜して土地活用をサポートします。

• 『SOLA CUBE』取組條件
  立地：東京都?埼玉県?千葉県?神奈川県內
  ※エリア、物件によっては扱えない場合がありますのでご了承ください。
  敷地面積：50坪以上
  最寄り駅からの距離：徒歩7分以內

駐車場の上空を活用することで、商業店舗などの新たに人々が集まる空間が生まれます。また、『MID POINT』が入居できれば、「職住近接」の実現や、新しい働き方の実現にもつながります。駐車場の上空という、これまで未活用だったスペースの有効活用は、地域社會のさまざまなニーズに応える場の提供にもつながる、畫期的なサービスだといえるでしょう。

資料提供：コスモスイニシア