岡山市の高齢化率は、25.6％（平成29年10月現(xiàn)在）と全國平均よりはやや下回っていますが、その數(shù)値は年々著実に増加傾向にあります。そのため、岡山純心會(huì)様が施設(shè)運(yùn)営をされている岡山市北區(qū)では、介護(hù)老人保健施設(shè)が11施設(shè)あるものの、いずれの施設(shè)も多くの入所待機(jī)者を抱えている狀況です。そんな折、自治體による介護(hù)老人保健施設(shè)の公募事業(yè)が行われました。事業(yè)化に向けて同法人では、高齢者と子どもによる『幼老交流の実踐』という獨(dú)自のテーマを設(shè)定。新たな展開として取り組まれることをご決斷されました。

近年、岡山純心會(huì)様が注目されているのが、保育所や託児所と高齢者介護(hù)施設(shè)を組み合わせた「幼老複合施設(shè)」です。実は、ほぼ同時(shí)期に実施された認(rèn)可保育所の公募事業(yè)に著目されており、こちらをグループの社會(huì)福祉法人愛あい會(huì)が事業(yè)化することで、介護(hù)老人保健施設(shè)と認(rèn)可保育所という2つの施設(shè)（法人）の連攜による事業(yè)化を計(jì)畫されたのです。この構(gòu)想は、自治體から高い評(píng)価をいただき、その結(jié)果として、ともに採択に至りました。

介護(hù)老人保健施設(shè)の建設(shè)予定地は、前田醫(yī)院をはじめとする同法人の各施設(shè)から至近距離にある土地をご購入されました。まず、その隣地を賃貸し、保育園を建設(shè)されることから全體計(jì)畫はスタート。入札により建築を請(qǐng)け負(fù)わせていただいたのが、大和ハウス工業(yè)です。こうして、平成29年4月に開園に至ったのが、岡山市認(rèn)可保育所「ポエム保育園おかやま」。現(xiàn)在、約120名の園児が通う、地域でも人気の保育園です。そして、続く介護(hù)老人保健施設(shè)の建設(shè)については、コストや工期はもちろんのこと、保育所建設(shè)における対応力も評(píng)価いただき、當(dāng)社にご依頼いただくこととなりました。

平成30年2月に完成したのが、岡山純心會(huì)様にとって2つ目の介護(hù)老人保健施設(shè)「ハートフルかがやき荘」。5階建ての建物は、2～5階部分を療養(yǎng)スペースとして8ユニット（×10室）で構(gòu)成。各ユニットの中央に設(shè)けられた吹き抜けにより、明るく広々とした共有スペースを?qū)g現(xiàn)し、療養(yǎng)室も設(shè)備基準(zhǔn)を上回る広さを確保しています。また1階では、外部の利用者様も利用できる通所リハビリテーションが展開されています。