新たな本社工場が、企業(yè)の成長につながる。

鶏肉の卸売と加工食品製造販売を中心に事業(yè)展開されている株式會社シマナカ様。関西を中心として全國各地へ多くの商品を供給されています。

長きに渡り大阪府交野市で操業(yè)されていた舊本社工場は、2つの大きな課題を抱えていました。1つは作業(yè)効率の面での課題。建物の老朽化に加え、操業(yè)開始より40年以上の歴史の中で、生産能力増強や事業(yè)拡大に対応するために、建物の増改築を重ねたことで、結(jié)果的に使い勝手の面で大きな影響があったといいます。特に、作業(yè)動線の煩雑化は、従業(yè)員の皆さまに多大な負(fù)擔(dān)を強いることとなっていました。

2つ目の課題は、舊本社工場を取り巻く周辺環(huán)境の変化です。操業(yè)當(dāng)時は、少なかった住宅も長い年月で徐々に増え、近隣にお住まいの方への配慮が欠かせなくなりました。
シマナカ様では、2つの課題を解決すべく工場の移転をご検討。移転先については、舊工場で働く多くのパート従業(yè)員様の雇用が継続できるよう、交野市に至近な土地を探索されました。

隣接する大阪府寢屋川市內(nèi)の當(dāng)該地を、新たな本社工場の移転先として購入されたのが平成25年のこと。數(shù)社による設(shè)計コンペの結(jié)果、大和ハウス工業(yè)が建物の設(shè)計?施工のお手伝いをさせていただくこととなりました。

新たな本社工場の建設(shè)にあたり、設(shè)計上で大きなポイントとなったのが製造現(xiàn)場の動線計畫です。原材料が入荷され加工から出荷までの工程における「原材料」?「製品」?「人」?「容器」?「廃棄物」の流れを明確化。また、衛(wèi)生的な作業(yè)環(huán)境を確保するために施設(shè)內(nèi)の動線に合わせ「清潔作業(yè)區(qū)域」?「準(zhǔn)清潔作業(yè)區(qū)域」?「汚染作業(yè)區(qū)域」にゾーニング。作業(yè)効率の向上を図るため、同社では幾度ものシミュレーションを重ね、最適なプランを?qū)g現(xiàn)されました。

こうして平成27年5月より稼動した新工場では、流通過程において特に重要視したのが鶏肉原料の溫度を一定に保つこと。徹底した溫度管理で鮮度を維持したままお客様に提供するために、冷凍?冷蔵設(shè)備を増強されました。“食品の衛(wèi)生面”に特にこだわった、HACCP認(rèn)証取得も対応可能な施設(shè)です。