コラム vol.145ケーススタディ vol.03
地域に根差した精神科診療を?qū)g踐する、親しみにあふれたクリニックを開設(shè)
公開日:2016/07/28

- ■ 所在地
- 鹿児島県鹿児島市
- ■ 敷地面積
- 診療所:318.34m²(96.29坪)
調(diào)剤薬局:108.52m²(32.82坪)
- ■ 延床面積
- 診療所:144.07m²(43.58坪)
調(diào)剤薬局:82.72m²(25.02坪)
地域に根差した診療の実現(xiàn)のために獨(dú)立開業(yè)を検討
全國を?qū)澫螭趣筏亢裆鷦簝P省の調(diào)査によると、うつ病?躁うつ病の患者數(shù)は約95萬人(平成23年)。さらに65歳以上の高齢者の認(rèn)知癥患者數(shù)は推計約462萬人(平成24年)。さまざまな要因はあるものの、その數(shù)はここ10年以上増え続けています。
鹿児島市內(nèi)の精神疾患の病院で、多くの患者様の診療に多忙な毎日を過ごしていた醫(yī)師の久保様は、ご自身の思い描く『高齢者に増えている認(rèn)知癥やうつ病を?qū)澫螭恕ⅳ猡盲鹊赜颏烁瞍筏吭\療』の実現(xiàn)のため、以前より獨(dú)立開業(yè)を検討されていました。
そこで、県內(nèi)外における病醫(yī)院の開業(yè)支援で、數(shù)多くの実績を持つ稅務(wù)會計事務(wù)所に相談。まずは久保様の希望されるエリア內(nèi)で、精神科クリニック開設(shè)に適した土地探しから始めました。しかし、勤務(wù)していた病院との連攜、周辺に近似の診療所がない、といった條件が重なり、価格も含め、なかなか條件面で納得できる物件は見つかりませんでした。
そこで大和ハウス工業(yè)に相談すると、希望エリアとは異なるものの、數(shù)日で條件にぴったりと當(dāng)てはまる當(dāng)該地が候補(bǔ)地として挙がり、久保様はこの地での開院を決意しました。 平成25年6月、待望の「菜の花こころの診療所」が完成。名稱に精神科やメンタルなどの言葉を入れなかったのは、久保様の「精神科の診療所に通うという抵抗感を減らしたい」という思いからでした。さらに今回、隣接地に調(diào)剤薬局も建設(shè)されました。
まるで住宅のように居心地の良い診療所
この診療所の特長はなんといっても、看板がなければ、診療所とは分からないような雰囲気の外観です。
「菜の花こころの診療所」の建物は平屋造りで、豊かな植栽や玄関脇に設(shè)けられた広々としたデッキなど、一見カフェと見間違うようなたたずまい。開業(yè)當(dāng)初はカフェと間違えて來られた方もいらっしゃったといいます。
久保様の「患者様に落ち著きを與える、住まいのような診療所にしたい」という思いをカタチにすべく、大和ハウス工業(yè)はあえて住宅商品xevoE(ジーヴォ?イー)で提案しました。
また、インテリアに関してもコーディネーターが木の質(zhì)感をコンセプトにしたご提案を行っています。
「待合スペースのテーブルなど、家具類も大和ハウス工業(yè)さんに提案してもらいました。木の持つ溫かみが院內(nèi)いっぱいに広がって、患者様やそのご家族、スタッフにも好評です。また、いたるところに工夫された収納スペースが、數(shù)多く設(shè)けられている點(diǎn)も『さすが住宅メーカー』だと感心しました」と久保様は語ります。
周辺地域だけでなく、県內(nèi)からも毎日多くの患者様が訪れる同院。當(dāng)初の予想よりも比較的若い層の患者様が多いのは、そのカフェ風(fēng)の建物と久保様の親身な診療姿勢によるところが大きいのでしょう。これからも、同院の地域醫(yī)療への大いなる貢獻(xiàn)が期待されます。

開放感ある高い天井と、木の溫かみを存分に活かした待合スペース

落ち著きある雰囲気の診察室

待合スペースの掃き出し窓の外に設(shè)けたオープンデッキ














